しあわせのしわざ 1st Album『人物』に寄せて頂いたコメント集

しあわせのしわざ 1st Album『人物』に寄せて、日頃よりお世話になっている方たちからコメントを頂戴いたしました。 これら頂いたコメントが今作品のいわゆる“プロモーション”以上の意味をもって、未だ出会わずに遠くで生きる方同士の距離を1mmでも近づける…

しあわせのしわざ 1st Album『人物』 主な取扱販売店さま一覧

・Amazon ー http://www.amazon.co.jp/dp/B00I8ZTZLO/ref=cm_sw_r_tw_dp_QIcntb14PC7JW・TOWER RECORDS ー http://tower.jp/item/3471800/人物・HMV ー http://www.hmv.co.jp/artist_しあわせのしわざ_000000000555954/item_人物_5683343・楽天市場 ー http:…

サマーカーディガン

『サマーカーディガン』 作詞作曲/衛藤文敬 弾けたの? 心のシャボン玉 6月のジャネリー 他人の為に生きられずに眠ってる 雨樋の上で骨休め ツバメ 老夫婦の夢 オルゴヲル途絶えて 2秒遅れの壁掛け時計 音楽室の窓際後ろから2番目の机上に描かれたG線上の…

アイツが生きていたら 〜カゾクを下さい〜

『アイツが生きていたら 〜カゾクを下さい〜』 作詞作曲/衛藤文敬 作RAP/西尾洋平 信号の変わり際 特に急ぐ理由もなく 折り鶴は紐を解き 白線の内を飛ぶ ドアノブに括られた ぬいぐるみ安らかに ピアノが買えないから 糞みたいなラブソング 覚えてはいない…

シトラス

『シトラス』 作詞作曲/衛藤文敬 ブランコに振り回されるダイアリー 酔い覚ましの泥水でも飲もうか 笑っていたい 笑っていたい 出鱈目の占いを信じて グラウンドに乱れ飛んだタンバリン おもむろに駅前から逃げようか 売り物の花 売り物の花 枯れゆくのを寧…

完熟トマトが舌を汚した

『完熟トマトが舌を汚した』 作詞作曲/衛藤文敬 カラスと夏野菜 皿の汚れが模様のよう 一重瞼のサイにも見てごらん マハラジャに神風 向きは南南西 アスパラガス畑へ連れてって 茶髪と黒髪の混じる三つ編み下げて 乳母車乗り捨てて 足裏に刺さるガラス片を!…

nasca

『nasca』 作詞作曲/衛藤文敬 腐り始めた虫と花弁が 臭い薫る陽気な日曜日の 春化粧は濃く(逆に) 横顔は薄れてゆく 頭痛の種蒔いたね 田園の片隅へ 御洒落頭を垂れて 見事な緑に眼を落とし凝らし 本望の肥やし 壁伝いのネオン(街害街害)ネオン(GUY) …

風物

『風物』 作詞作曲/衛藤文敬 五月雨に群れるドクダミの葉に 数センチ足りぬ前髪揺らし 遊泳禁止のプールでお道化てみせるあなたに濡れて 6月に蒸れる青山通り 花嫁も向日葵もジオラマに人だかり その背後を幼少期の2人が走り抜けてく 夏を舞台に 脱げるボ…

彼女の下着

『彼女の下着』 作詞作曲/衛藤文敬 ジャムとうさぎ 彼女の下着 朝靄のコーヒー 妙に甘くて カーテンは次第に 外側の光の内 JALの飛行機雲をなぞり アザラシのように 永遠に寝させて カーディガン記念日 昼過ぎの肩に羽織らせ バラバラ死体 TVニュースに そ…

New Wave Girl

『New Wave Girl』 作詞作曲/衛藤文敬 はじめては儚くもなぜ?優しくて 二人乗りよりも幻と親しい 有名な…この歌手は誰?苦笑い フロントガラスが割れても ほとばしれ 海岸線の終わりを見てた恋人達は 別れの波打ち際 とりとめのない話題で盛り上がってる …

温度差

『温度差』 作詞作曲/衛藤文敬 換気扇が招き入れたのは今朝 顔洗い躊躇い 蛇口の内側と肺の裏側までも いざ凍らせる程の気温すら 御相子でしたね 御相子でしたね 雪に成り済ましたのは雨 袖を盗む輩は春 読書する君の隣は角部屋の昼下がりと似てた 歩道を歩…

#011

そんな眼で、見ないでおくれ。 食べたりはしないよ。 LOVE は、BABY BABY を、殺したりはしない。 しかし、だ! 腹は減る。森も減る。丘はHill.服をKill.・・・。 さぁ、今の内に…お逃げなさい。 丸ノ内線の終電が刻一刻と近付いてるぜ。 * * * * * W「…

#010

参列が乱れ、ハプニングが優先される。ゴム毬弾むボインちゃん@都会の廃校の体育館の跳び箱にも、ギンギラギンにさりげなく佇む六本木ヒルズの超高層マンションのRの避雷針にも、上の階の恋人達が愛を育むBGMが漏れ聞こえる築33年の木造アパートの角部屋…

#009

「君の親指なら、このラーメンのスープに浸っていても構わない。いや寧ろ、積極的に2〜3本入っていて欲しいぐらいだ。」 休日返上の草刈り機・弐号の怒号が、ぼんぼろぼんぼろ、網戸を叩いていました。 離乳食系ヒットマンの疑惑は、晴ーれー。働き詰めの…

#008

『享年』 作詞作曲/衛藤文敬 前奏:Em9 Em9 F#dim(onE♭) D6 C#m7(-5) 紫陽花は 灰の味わい C△7 Bm7 Am7 B7 舌の根も乾いてばかり あなた似の淡色の洋服 Em9 F#dim(onE♭) D7 C#m7(-5) 油絵の 蝸牛 C△7 Bm7 Am7 Bm7(-5) A7sus(onB♭) B7 Em9 連日の 大雨に…

#007

可愛くて、 可愛くて、 入りたくなる。 梅雨と to you は遠い親戚の、知人の知人、レレレ in パス、生乾きのカミナリ親父の植民地から飛び出せ!小型犬に、告ぐ。 それはね、デニム生地の電柱ではないのだよ。私の黄金の左足なのさ、と。 ジューン、さて次回…

#006

「あなたのせいで、リア充でした。」番組の途中ですが、緊急告知失礼致します。 この度、私soshiteが敬愛して止まないバンド「phonoport(以下pp)」が主催する今世紀最熱級のロックフェスティバル『phonoport 大感謝祭!』に、自身がギターボーカルを務めて…

#005

*前記* 無類のお一人様主義者であると3歳(sunshine)から公言してきた私の本性は、人が好きで好きでたまらなくてたまりません。だから、次期世界人類皆集会を知らせる伝書鳩の左翼の【不参加】の三文字にハナマルくれさせて下さい云々なのかも知れぬと、…

#004

【22299】 【19833】 【24108】 【23279】 【16053】走ろ、寒太郎。川沿いコースへ→北風小僧の一年振りの表敬訪問にジョギングや散歩を嗜む人数は心なしか減少し、ランニングに勤しむ人数は相変わらずかやや増加したかのように見える。私は?と言うと、走っ…

#003

[付着するキュート、孫と杖と準チョコレート] シルクの刺繍糸のような右手を遠慮がちにヨレたフェンスに掛けたお年を召された男性が1名、居られる。長年大事に使われているのであろう杖を握るもう一方の左手は、絶妙な力加減で地面と押し合いへしあって、…

#002

変革は皆無だった。相変わらず富嶽一景の全貌を臨むことは出来なかったし、有数の紅白煙突合戦からは豊満な燃料の屍骸がムスムスと天空に召されておった。目出たしい。ヒグラシの残党に連れられて。そして、焼失した。さらば、凹凸凹。そう、変化はあった。…

#001

[Scene#25.タウト] 貯水タンクを行きずりの麦藁帽子のように‘さなり’と頭上に乗せた都営 団地の壁面に、約8分18秒のコスモフィルターを透過しドォス黒ずんだ太陽光線の束が容赦なく注がれ、その肌をより白く見せている。タウトおじさん、こんにちは。シン…

#000

遺作の用意ならある。 6月式日、異例のログイン。 東京の待合室の四隅に態とらしく置かれた観賞用(仮定)桜の瘡蓋も漸くと剥離し、その箱の底辺あるいは底面からは夥しい量のドクダミが生々と吹き出している。世間では、初夏らしい。完璧な休日らしい休日…